screaming over Loudly (by soL)

とんでもなく不定期に更新する戯言と手記 文才はない

「模擬国連」の思い出

 

 こんにちは!今日から各地で梅雨入りが始まるそうですが、如何お過ごしでしょうか、こちらは溜めてた課題が土砂降りのsoLです。梅雨明けたら夏のキノコ狩りにも行きたいですね。

 

突然ですが、「模擬国連」って知ってますか!!!!僕は楽しかったです模擬国連!!

 

....まぁ多分大抵の方が分からないと思いますね..今回はその模擬国連とは何ぞやという事と、らくもう一生やらないであろう僕の模擬国連体験について書いた記事です。3回目にしてようやくブログっぽい記事ですね..どうか最後まで読んでいたければ幸いです

 

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模擬国連って何ぞや

  模擬国連は、主に中学高校や大学で行う教育、サークル活動の1つで、簡潔に言うと学生たちが各国の国連大使になりきって会議、ディベートなどを行う活動のことです。通常のディベート活動に加えて、国連大使になりきる」という点が加わるので、よりリアリティ溢れるディベートができるのがポイントです

  参加者たちは決められた(ほぼランダムですが)国の担当になり、実際に現在国連で行われている議論などについて話し合います。このとき、実際の国の歴史や外交関係と照らし合わせるのも規則の1つで、国の利益や立場もきちんと考えないといけません。(例えば日本の大使がいきなり「核兵器を使う」みたいな宣言するのはNGです)

しかし、現実のものとは違う会議の結果になってもOKです。僕の後輩なんかは、「パレスチナの未来を変えてやった」そうです。

  議論、交渉、スピーチなども行い、最終的には会議内で一つの決議を採択することを目指します。この他にも細かい規則なんかが色々ありますが、割愛します。気になった方は調べてみてください。

  元々はハーバード大学で始まった活動で(今調べて知った)、日本における模擬国連を本格的に始めたのは難民弁務官で有名な緒方貞子さんです(今調べて知った)。現在国内では全国大会の他様々な地区大会なども行われており、国連本部で行われる世界大会も存在します。まあ実際にその内容なんかが国連に反映されることなど(多分)無く、何のためにやるのかと言えば「自分がよりコミュ力を上げ、世界のことをもっと知るため」でしょうか...

 

ここまでの説明で勘づいた方もいるかもしれませんが、意識高い系の方たちがやるディベート活動ですね、要は あの時は意識が高かったのかもしれない....

 

  僕の場合は学校で参加者募集の旨があり、参加するしかない!(何故)となり、高2の1年間だけこの活動をしていました。短いです...

 

俺の模擬国連記

 活動してたのは1年のみなので、僕が参加した大会などは2つしかありません。

 最初の大会は関西地域で行われている大会、とあるアフリカの代表になった僕は、国の情報をまとめ上げ、国の利益を達成する作戦も準備してきました。しかしまあ初めてなので手も足も出ない...というより周りの方の話す能力が高すぎます。とても国語と英語が苦手な偏差値50では立ち向かえないです..(ちなみに模擬国連会議内で作成する文書などは、基本英語なので、英弱は死です)。

 会議は2日間にわたって行われましたが、個人ではあまり発言できず、かつ国としてもあまり利益の無い結果になりました。

  2回目はやり方もコミュ力も上昇させ挑みました。(実際に大使がやるとは思えない小賢しい)交渉術も身につけ(例:貴方の国と手を組みましょう、しかし、貴方の国の政策のこの部分を削除して下さい...etc.実際にやるんでしょうかこんな事)、今度はディベートなども優勢で、自国に有利な決議を取ることが出来ました。

 

..........

等とつらつら面白くもなんともない経験談を書きましたが、1年間この活動をして、「世界情勢により詳しくなれ、コミュ力もあがった」という+の感情と、「俺にはレベチ過ぎるし将来の進路にあってるんかこれは」という-の感情が混在してました。受験のため活動をやめ、結果農学部というあんまコイツが役に立たなそうな(模擬国連経験者の農学部は全国でも僕だけなのでは?)学部に入りました。

 まあ今では高2の頃のグローバリーでユニークリーでハイコンシャスな(適当)意識高い系の自分は水の泡と化し、自堕落でダラッダラの生活を送っていますがね...

おわりに

  時間的には人生の1ページ未満くらいしか過ごしていない模擬国連ですが、今でもそのインパクトは大きく残っています。活動が盛んな高校や大学だと模擬国連サークルや部なんかがありますが、ここの大学には無さそうですね..多分自発的にやることはもう無いと思いますが、またどこかで巡り会えると良いなぁ....

 

模擬国連活動のさらなる発展を願って(媚びを売る)、この記事を締めさせていただきます。またこんど!